こんにちは!
副代表の篠崎です( ´ ▽`)
突然ですが,みなさんはコンタクトレンズ使ってますか?
私はずっとメガネなんですが,登山にはワンデイのコンタクトレンズも持っていきます。
行動中にメガネが壊れて使えなくなったときの保険ですね。
裸眼で足元も見えないくらいの近視なので…
普段コンタクトレンズを使っている人も登山の際は予備のレンズを持っていくことをおすすめします。
さて,コンタクトを使用しての登山。
注意しなければならないことは何でしょうか?
今日は,登山中に目にゴミが入ったときの対処法をご紹介します。
登山中はとても目にゴミが入りやすいです!
山は平地よりも風が強く,標高1000m以上の稜線では風速10mの風が吹くこともしばしば。
しかも,高い山へ行くほど地面は乾いていて砂ぼこりが舞っています。
低い場所でも小さな羽虫が目に入ることがあります( ゚Д゚;)
特に6月下旬から7月初旬にかけて羽虫が大量発生します!。
異物が目に入ると最悪の場合行動できなくなることもあるでしょう。
しっかりと対策をして山へ行くことが大切です。
目にゴミが入ったときは,まず手鏡で目の状況を確認しましょう。
そのときに手探りで取り出せるところに手鏡をいれておくと便利です。
ザックの雨蓋などにエマージェンシーキットと一緒にいれておくことをおすすめします。
手鏡は目のトラブル対応以外にも,滑落や遭難したときに役出つ優れもの。
手鏡で光を反射させると遠くからはチラチラと光る目印になって,自分の生存を知らせられます。
手鏡を取り出しやすいところにいれる。
簡単にできて効果的な方法です。
ペットボトルのキャップを使って簡易洗眼器を作れます。
イラストのようにペットボトルのキャップにいくつか穴を空けておきます。
穴はキリを使って7個ほど空ければ十分です。
穴の空いたキャップの他に,水道水を入れて普通のキャップで蓋をした500mlペットボトルを用意します。
この2つを登山に持っていきましょう。
山で目にゴミが入ったときは,水道水のペットボトルのキャップを穴が空いたキャップに付け替えます。
あとはペットボトルを少しつぶしてキャップの穴からでるシャワーで目を洗うだけ。
簡単でしょう!?
目を洗うときは,本当は精製水か生理食塩水がいいらしいです。
ただし山では緊急対応用に水道水を持っていくことで,予備の飲料水になったり,ケガしたときに傷口を洗えたりといろいろ役に立ちます。
少しの手間でトラブル対応のレベルが上がりますね^^
今回は登山中に目にゴミが入ったときの対処法をご紹介しました。
目にゴミが入るトラブルに限らず,山にはいろいろな危険が潜んでいます。
どうすればより簡単に,より軽く,より確実に危険に対応できるのか。
自分なりの工夫を考えるのも安全登山の面白いところです。
みなさんのアイデアで登山をより安全にしていきましょう^^