『日本百名山』とは?

日本を代表する山のベスト100

「日本百名山(にほんひゃくめいざん)」とは、石川県生まれの随筆家であり、登山家であった深田久弥(ふかだきゅうや、1903年3月11日~1971年3月21日)の最も著名な山岳随筆のことです。

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100座それぞれの山について、単に山容だけでなく、その山の歴史や文化史などの特徴も記述されており、とても興味深い作品で、多くの登山愛好家に親しまれています。

 

これら100座は、原則として標高1500m以上の日本各地の山から、「山の品格」「山の歴史」「個性のある山」の3つの基準を基に選定したそうです。

 

本著は、『最も優れた登山入門書の一つ』とも呼ばれることがあり、NHKのテレビ番組でたびたび紹介されるなどして、中高年を中心に「百名山ブーム」を引き起こし、現在も続いています。そのため「日本百名山」に選定されている山は、登山者が多く、他の山に比べて公共交通機関などのアクセスもよく、登山に関する情報も多く、登山道も整備されていることが多いため、そういった意味では、「登りやすい山」と言えます。

 

一方、深田久弥氏の「日本百名山」の発表により、旅行会社のツアー登山客などの集中により観光地化してしまったことを批判する意見も一部にはあるようです。

 

しかしながら、『山頂café~ビギナーのための登山サークル~』としては、深田久弥氏がより多くの人々に対して登山の魅力を伝えたという功績を称え、敬意を払いながら、たくさんの若手ビギナー登山者に「登山文化そのもの」を楽しんで頂けるよう、「日本百名山」を中心に登山する活動をしております。

(山頂caféグループ代表:野村)

 

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