御嶽山の噴火…

多くの方がご存知の通り、登山者にとって特に心の痛む自然災害が9月27日(土)に発生してしまいました。当サークルにおいても公式企画で噴火の二ヶ月前に御嶽山に登山をしており、2日程で計50名ほどが登山をしておりました。
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当サークルメンバーについて

噴火から本日まで約2週間、ニュース等を注視しておりましたが、現時点ではサークルメンバー約750名のうち、被災されたメンバーは不幸中の幸いにもいらっしゃいませんでした。

被災された方々には心からお悔やみ申し上げます。本当に心が痛いです。


今回の噴火から思うこと

今回の御嶽山噴火を機に、「登山計画書(登山届)」の重要性について感じた登山者は多いのではないでしょうか。

当サークルホームページの登山計画書に関するページの閲覧数は急速に伸びておりました。

当サークルでは、公式企画及び承認を得たサークル企画(サークルメンバーが発案したもの)については漏れなく、登山計画書の作成を行っております。

しかしながらサークル規約では、登山計画書の提出は「努力義務」であり、メンバーそれぞれが行く個人山行について提出義務を課しておりません。そのため、個人の判断によるところが多く、残念ながら登山計画書を作成していないケースの方が多いのが現状です。

※一方、当サークルでは山岳保険の加入は義務づけております。登山マナーの一つであり、無保険者がサークルの企画に参加することはありません。

今回の御嶽山噴火を機に、少しでも登山者の安全意識が向上し、山岳事故や被災者が減ればと心から願います。


当サークル内部の今後の対応について

今回の噴火では、「警戒レベル1」となっていたことで、多くの登山者が登山を楽しんでいました。そのことから、気象庁に対する批判の声も上がっておりますが、個人的には気象庁に責任を求めるのは無理があると考えております。やはり「自然」を相手にしていると、どうしようもならないことがあると感じるからです。


当サークルの対応としましては、『公式企画においては、活火山は除外する』という措置を取ることにしました。那須岳(なすだけ)や浅間山(あさまやま)、韓国岳(からくにだけ)、蔵王(ざおう)など、すばらしい山がたくさんあるだけにとても残念ですが、日本一の登山サークルを運営する幹部会一同としてはやむを得ないと考えます。



改めて、今回被災された方のご冥福を心からお祈りいたします。




以上

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