『登山サークル』を新しく作る際のポイントまとめ

最近はだいぶ暖かくなってきました(*^^)vそのおかげなのか、当サークルへの加入申し込みも(相変わらず)殺到しており、メールの返信や新規保険の加入手続きなんかでてんやわんやの状態です。。。嬉しい悲鳴というやつですね☆

さて、もうすぐ新年度が始まり、新しく社会人になられたり、大学生になられたり、環境が大きく変わる時期がやってきます。今年こそは「富士山に登る!」「屋久島へ行く!」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?!今回は、新しいチャレンジとして「登山サークルを作りたい」と考える方のために、そのポイントを少しでもお伝えできればと思います。

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重要なポイントは5つ。

その5つとは、なんでしょうか。あくまで個人的な考えになりますが、おおむね次の5つをまずは明確にするべきでしょう。

 

ポイント① 活動レベルを決める。

 

…登山にはレベルがあります。「登山」「ハイキング」「トレッキング」などいろいろな言葉があって定義もあいまいで私自身もよくわからないですが、漠然とで構いませんので、『初級:ハイキングレベルで低山日帰り中心』『中級:北アルプス等の一般ルートも目指す』『上級:冬山高山や沢登り、ロッククライミングを含む』という感じで、どのレベルを選択するかを決めるとよいでしょう。

ちなみに当サークルは、この分け方でいえば初~中級になります。

 

 

ポイント② 活動目的を決める。

 

…例えば、単に「同世代の山仲間を作る」だけであれば、フェイスブックやミクシィなどのSNSを作れば、簡単に目的達成ができてしまいます。また、あくまで自分の周りで楽しむだけ閉鎖的なものなのか、それとも、まったく知らないメンバーとも交流を図る開放的な組織なのか、なども、どういう目的なのかによって変わってくるでしょう。

 

 

ポイント③ しっかりとした規約を作る。

 

…「組織作り」を目指すのであれば、やはり「ルール」が必要です。また、活動するためには、(少しは)資金が必要になってくるでしょう。そのお金は徴収しますか?これらはほんの一例ですが、これらのことがしっかりと定まっていないと、帰属意識が生まれず、ぐだぐだになって自然消滅するのがオチではないでしょうか。

 

 

ポイント④ メンバーの要件を考え、募集活動をする。

 

…一般的に、労働者の採用の場面では「●●歳限定」「女性のみ」などと限定することは雇用の均等化の観点からNGですが、趣味のサークル活動の場合は、特に問題はありません。したがって、活動目的に沿った適切な要件を設定し、募集活動をすればよいでしょう。募集活動については、学内サークルであれば、それほど問題にはなりませんが、広く一般をターゲットとしたハイキングサークルなどでは、しっかりと要件にあった募集活動をしないと募集活動でつまづいてしまうでしょう。

 

 

ポイント⑤ 安全対策を徹底する。

 

…初心者大歓迎の登山サークルなど、未経験者が多く集まる組織では、どうしても安全面が心配されます。たとえば、費用を抑えようとすれば「マイカー」中心の登山になるでしょうが、弾丸登山になりがちなマイカー登山は安全上好ましくありません。また、無保険での登山も、趣味の組織として活動するには、リスクが大きすぎます(保険がないと、損害が発生した場合に、そのサークルメンバーや代表者が責任を負うことになります)。楽しむためには、安全が絶対条件です。このあたりをどう対策するか、もっとも真剣に悩まなくてはならない部分でしょう。

 

 

 

以上。

 

 

 

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