【山行ニーズ調査】サークル内アンケートを行った結果…

2月1日(土)に、大阪梅田で行われた「山頂café新年会@関西支部」にサークル代表として参加してきました!珍しく副代表の伴氏も出席(*^^)v笑 インフルエンザの流行で欠席者が3名ほど出てしまったのは心残りですが、48名の参加で仲良くなったりしてくれて本当に良かったです♫幹事をしてくれた支部長含め、手伝ってくれたみんな、参加してくれたみんな、ありがとー(×2億)‼

(なお、お昼に10名で参加した「ミステリー登山」は日本一低い山の「天保山」でした。CMの影響もあってもろバレ。。逆になぜバレないと思ったかのがミステリーでした。笑)

 

さて!今回のブログでは先日行いましたサークル内アンケートの結果についてご紹介します!平均年齢26.3歳で登山歴3年未満の300名(居住地も大阪、名古屋、東京とばらばら)を対象にした「どういう登山をしたいか」という山行ニーズ調査です。気になりませんか?

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アンケート結果

なお、アンケートの概要については次の通りです。

今回はWEBでのアンケート実施ではないため、全員からのアンケート結果ではありません。


【アンケート概要】

(1)調査対象者:山頂caféに参加するメンバーのうち、サークル総会、関東支部新年会、関西支部に参加された方。

(2)調査日時 :2013年12月21日(@名古屋)、2014年1月19日(@東京)、2月1日(@関西)の計3回に分けて実施。

(3)平均年齢及び登山歴:平均約25歳、登山歴平均約8ヶ月。

(4)回答方式 :無記名、非対面、紙面を回収する方法。

(5)有効回答数:89名(※重複回答者なし)


いかがでしょう?画像で掲載していますが、ちょっと見づらいですかね?質問事項が稚拙なのは、プロの調査技術や統計スキルがなく自作であるため、ご容赦下さいm(__)m笑

 

さて、項目は全部で6つです。ざっくり掲載しますと…

 

①山のレベル

②登りたい山

③サークルに対する要望

④登山の予算

⑤グループ登山について

⑥サークル満足度

 

の6点になります。最後のサークル満足度については、サークルの設立が浅く、未登山企画への未参加者が多かったため、「今回の飲み会が初参加なのでわかりません」という回答も多かっため、あまり参考にならない数値かもしれません。。

 

それでは、サークルメンバー全員にこのブログを告知して見てもらっていますので、ひとつずつサークル代表者の所感もあわせてコメントしていきますね。

 

 

【①山のレベルについてのニーズ結果】

<考察>

一番多かったのは「日帰り登山(計6時間)」で、次に多かったのは「山小屋1泊(計6時間)」でした。さすがはビギナーのための登山サークルです、予想通り。テント泊のニーズがもう少しあるかなと思ったのですが、差は歴然としており、少しハードルを感じているようです。

 

<サークルとして…>

これは「ビギナーのための」というサークル設立趣旨とマッチしていますので、今後も企画としてはこの路線は守っていきたいと思います。がっつりいきたいときは、サークル内で仲間を募るか、代表の私を誘って頂くかですね(*^^)v

なお、テント泊についても、テント場がある1泊登山ではOKにしています。経済的な理由もあるでしょうからね…ただできれば御飯だけは一緒がよいかなと思います☆

 

【②登りたい山のレベルについてのニーズ結果】

<考察>

人気が一番高かったのは、やはり「北アルプス」。槍ヶ岳や奥穂高人気は相変わらず高いですね。次いで人気が高かったのは、「南アルプス」「中央アルプス」「日本百名山」の3つ。これらも「JAPAN ALPS」として人気は高いようですね。日本百名山も長く続けるなら目指してもよいかなとか、いろんな山に登ってみたいというご希望があるようです。そして次は、「八ヶ岳」、そして「地元の低山」。すぐに行ける手軽さがよいところですよね。一方、意外に人気がなかったのが「富士山」「縄文杉(宮之浦岳)」でした。しかしその背景には、「もう登ったから」という理由もあるようです。したがって、数値には現れていないニーズがあるでしょう。

 

<サークルとして…>

やはり人気が高いアルプスを多く企画し、登山を楽しむ機会を最大限に提供したい、というのが代表である私の想いです。しかしながら、①の質問事項と少し矛盾する点が若干気になりますね。1日の行動時間が9時間超えはよくあることですので、うまくニーズに応えていかないといけません。また、ビギナーを応援するサークルとしてはリスクが高い場所、例えば「剱岳」や「前穂高」や「槍ヶ岳」については企画としては微妙なところがあります。「企画」として用意するか、仲間を作って行ってもらうか…。悩ましいですので、いつも保留にしています。笑

とりあえず、「山頂caféでないと参加できない」というのがサークルに加入するメリットであることを考えると、「企画」として計画するのは、やはり「日本百名山(※アルプスも含みます)」を中心とするのがよいでしょう。そこで仲間をつくり、地元の低山に一緒に登ったり、ごはんを食べに行ったりする。こういう流れを作りたいですね。

 

 

 

【③サークルに対する要望についてのニーズ結果】

<考察>

もっとも多かったのは、「とにかく登山企画がたくさん欲しい」です。さすが登山サークルです。笑 次いで多かったのが、「温泉などの旅行にも行きたい」でした。これは少し意外でしたが、背景には、転勤等で居住地に知り合いが少なく、余暇を一緒に過ごす友達が欲しいといったニーズがあるようです。私も名古屋から東京に転勤して3カ月ですが、おかげさまで週末の遊び相手に困らず、本当に楽しい人生を送っています。その次に多かったのが、「技術や知識を学べる機会を増やして欲しい」でした。みんなが安全を意識し、きちんとした知識を身につけたいと考えてくださってることが嬉しいですね。

 

<サークルとして…> ※メンバーにとって、ここは重要ですね。

まずはじめに登山の企画について。これは昨年の反省点でもありますが、ほとんどの企画を代表である私が企画し、当日のCL(チーフリーダー)まで行っていたため、経済的にも日程的にも限界があったため、少なかったです。特に関西支部メンバーには、力不足で申し訳なかったです。ごめんなさい。

また、「学ぶ機会」についても、買い物ツアーを数回行い、登山中にちょっとお話したぐらいで終わってしまっていました。

 

今年は、これらの昨年の反省点を活かし、「登山企画の外注化」を図りました。これにより、プロの山岳ガイド付きがつき、プランニングをプロの旅行会社が行うことになります。すなわち、①登山の安全面が担保され、②プロのガイドさんから技術習得の場が提供されます。また、③登山の企画も多くなります。デメリットとしては、自前で計画してマイカーで行くよりもコストが多くなる点ですね。ここは、天秤ですので非常んい難しいところです。しかしながら、今回は山頂caféの「社会的使命」を重視して考えました。コスト面は、私が提唱する「FREE登山」の実現により、低減を図れるためです。

 

最後に、「温泉などの旅行にも行きたい」ですが、これについても懇親を深める意味では全く矛盾していないため、計画をしていこうかなと考えています。たまには山に登るんではなくて、山を見ながらゆっくり温泉にはいってトランプやるのもいいですよね☆笑

 

【④登山の予算についてのニーズ結果】

<考察>

一番多かったのは、「魅力的であれば1万円を超えていても構わない」でした。今回は1万円で区切ってしまいましたが、もう少しここは細かく調査がしたいところですね。なお、山頂caféは学生さんも多いですから、「5000円以内」というのもうなづけます。実際、年間でどれくらい山に行く予定なのかについても影響し、回数が多いと一回当たりの希望単価は下がるでしょう。まぁ、安いに越したことはないでしょう。

 

<サークルとして…>

サークルとしては、登山企画を外注化した以上、単価については限界があります。そのため、方向としては充実を図ることになります。したがって、このようなニーズ調査をきちんと定期的に行い、希望に応えていったり、いろんな情報を駆使してみんなの満足度に応えていこうとおもいます。なお、私が提唱する「FREE登山」構想では、山頂caféのメンバーのみなさんは無料(※登山用品を除く)で公式山行企画に参加できるようになるため、今はコストがやや高く(とはいえ、一般の登山ツアーよりは明らかに安いです。)ても、サークルにいてほしいと思います。100名限定のサークルですから、基本的には一度脱退してしまうと二度と戻れませんので。。。

 

 

【⑤グループ登山についてのニーズ結果】

<考察>

一番多かったのは、7人~10名。ホームページ上で「最低でも7人以上のグループ登山です」と明記してあることから、マッチしていてほっとしました。一方で、次に多いのは、3~6人程度の少人数という回答。私は遠足とか修学旅行が大好きだったので、11人以上のわいわい登山が大好きですが、結構な開きがありました。登山に求めるものとして「自然」を挙げる人がおおいことを考えると、あまりがやがやというのも求められていないのかもしれませんね。

 

<サークルとして…>

サークルとしては、「7人以上のグループ登山」であることは今後も変わりません。これは、広く登山の機会を提供するという社会的使命があるためです。また、少ない人数で限定して登山を行うには、外注する場合はコストがかなりあがってしまうという問題もあります。非常に難しいところです。しかしながら、効率的に多くの人に機会を与えるのはどうしても「25名まで(最少催行人数15人)」などのように団体登山になってしまいます。ここは、考え方としてサークルをうまく使ってもらえればよいかなと思います。自分らでいける山は、サークルの団体登山企画で仲良くなった人たちと企画して行う、といった感じですね。実際に、団体登山で仲良くなる→後日数名で企画して登山に行く、というパターンは多いです。代表としては、これ以上嬉しいことはありません(*^^)v

 

 

【総括】

さて、以上で考察を終えますが、いかがだったでしょうか?“最大公約数”を狙わないといけないサークル代表としては、非常に悩ましい問題も多いです。また、今回のアンケートも、未参加の方が多かったですので、これは第1回目の反省として、次回は回答率等をあげ、より的確なニーズ調査や満足度調査を図っていきたいと考えています。とにかく、メンバーの満足度で日本一になりたい。ただそれだけです。

 

 

 

以上。

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