(前回のブログの続き)
このように登山が「高コスト」(→登山用品だけではなく!)である所以を「需給バランスの不一致」と考えた場合、登山を低コスト化するためには、やはり需給バランスの不一致の解消、すなわち唯一お金を払う主体である「登山者」の大幅な増加、もっといえば、「登山の大衆化」が鍵であると言えるでしょう。
特に消費意欲旺盛な若手(40歳未満)登山者の増加がポイントではないかと考えています(山頂caféが年齢制限を設けているのは、こういった側面もあるのです)。
さて、好き勝手にわかったようなことを書き連ねてしまいましたが、このような背景に改善の余地があると捉えた結果、なぜだか「使命感」が生まれてしまいました。熱しやすいのが代表である私の性格なのでしょう。笑
重複になりますが、『山頂café』は、単なる「仲良しサークル」を目指すのではありません。もちろん、登山ツアー会社を目指しているわけでもありません(たまに間違われます。笑)。また、なんらかの新サービス、新商品を打ち出し、アウトドア市場で稼ごうとしている利益追求団体とも全く異なります(これもたまに勘違いされます。笑)。
『山頂café』は現在の登山界の構造を変え、「登山の大衆化」を目指すという目的意識を持った新しい登山関連組織なのです。結論を言えば、『山頂café』は「社会的企業(ソーシャルビジネス)」を目指すのです。どういうプロジェクトをするか、どういう組織を、どういう形で巻き込んでいくか。考えるだけでもわくわくしてきます!(鳥肌はうそをつかない。by高橋歩)
ー 登山をもっと楽しく、もっと安全に、もっと身近に。
現在、所属している若手ビギナー登山者220名のメンバーには、もっとも身近な場所から、一人の登山好きな若者が、その人生を賭けて行うソーシャルビジネスの行く末を、まるで映画を見ている感覚で楽しんでもらえたらなと思います!
…バッドエンドかもしれませんが。笑
以上(次回はまた別の切り口で山頂caféを紹介します!)