8月3日・4日に中部メンバー5人、関東メンバー3人で八ヶ岳連峰の「天狗岳」に登ってきました\(^o^)/(ブログ執筆者:しらぽん)
3日は7時30分に名古屋を出発。レンタカーで長野県茅野市へ向かいます。11時30分に茅野駅に到着し、関東メンバー3人と合流します。
そこから登山口のある桜平には12時30分ごろに到着。
ちょうどお昼の時間だったので行動開始前に昼食としました。
今回は、メンバーで食材を持ち寄りスープパスタを作りました。
山ごはんって感じでおしゃれな感じでした(笑)
さて、13時過ぎに桜平を出発。初日の目的地、オーレン小屋を目指します。
桜平からは沢沿いに進みます。緩やかな傾斜路を歩くこと1時間半で、オーレン小屋に到着しました。
オーレン小屋は標高2,330m、稜線を望める樹林帯の中にある穏やかな小屋です。このオーレン小屋は山小屋にも関わらず、お風呂があります。
もちろんシャンプーなどは使えませんが、湯船につかり汗を流してさっぱりできました。
風呂上がりの後は、夕食の時間です。このオーレン小屋、夕食も普通の小屋とは一風変わっています。
なんと、今夜の夕食は名物の桜鍋(馬肉のすき焼き)と自家製野菜・山菜の天ぷらでした。馬肉はクセのないさっぱりとした味わいで、山小屋とは思えない素晴らしい夕食でした。
夕食後は明日の登頂に備え就寝します。山小屋は大抵相部屋で雑魚寝なのですが、オーレン小屋は個室主体で、他のグループのいない個室でゆっくりできました。
翌朝は、4時起床。準備を整え、5時過ぎにオーレン小屋を出発し、天狗岳を目指します。天気は雲も少なく、青空が見え、テンションが高まります。
オーレン小屋から稜線へのアプローチは緩やかな傾斜の樹林帯を進み徐々に高度を上げていきます。
樹林帯を進むこと1時間、夏沢峠への分岐を過ぎると視界が開け、森林限界を超えた稜線上に出ました。
そこから20分ほど歩き目の前の根石岳のピークに至ると眼前には天狗岳がそびえていました。天狗岳は2つのピークを持つ、いわゆる双耳峰です。まずは手前の東天狗を目指します。
岩がゴロゴロする東天狗に登るとそこは360度の展望台でした。
八ヶ岳連峰は天狗岳を境に全く性格の違う姿を見せます。
天狗岳より北は比較的平坦な高原が広がるやさしい山肌。
天狗岳より南は爆裂火口跡のある硫黄岳や八ヶ岳連峰最高峰の赤岳などそびえるアルプス的山稜。東天狗は1つの山脈の2つの性格を見られる絶好の展望台でした。
続いて、20分ほど歩き西天狗に向かいます。
東天狗より高い西天狗は標高2,636m。岩でできた狭い東天狗のピークとは異なりハイマツの生い茂るやや広いピークでした。
気づけばすでに時間は9時に。2つのピークでついつい長居していました。
帰りは桜平まで来た道を下ります。日が昇り暑くなっていくなか下山後の
温泉を楽しみに足は早まります。
桜平到着は、12時過ぎ、全員無事に下山できました。
今回は比較的楽な行程で、アルプス気分を味わえる楽しい登山でした。
また、泊まった小屋も設備が整っていて初心者の小屋泊まり登山にはうってつけだったと思います。
今後も、こういったゆるーい感じの企画を出していきたいと思います。